金沢美術工芸大学

Kanazawa College of Art

石川県金沢市

金沢美術工芸大学キャンパス移転に伴う、新キャンパス整備計画である。
This is a new campus development, following the relocation of the Kanazawa College of Art campus.

アートプロムナードは地域に開かれたメインストリートで、大学の活動を広く発信する場となる。アートプロムナードは2箇所で広がりを持ち、ガラス屋根が掛かるプラザとなる
プラザ1から3号棟、5号棟を見る。張弦梁構造のガラス屋根は3棟に跨がり、そのスパンは32m
プラザ2を見る。ガラス屋根は先端が開いた柱によって支えられる
アートプロムナードの突き当たりは7号館(体育館)。アリーナは多目的ホールとしてつくられ、名物の仮装卒業式が行われる
創作の庭は共通工房に囲われ、学生が集中し自由に創作できるコミュニティ空間である
アートコモンズはキャンパス全体に分散して配置された展示や合評のためのスペースである
4号館のアートコモンズC。各棟エントランスにもアートコモンズが配置される
プラザ1に面して設けられたアートコモンズD(3号館)。その外部はガラス屋根に覆われていることから、内外がフラットに連続する引戸を備える
プラザ2に面して設けられたアートコモンズE(5号館)。デザイン科の専攻教室が入る棟のエントランスに併設される
アートコモンズは専攻ごとにも配置されている。写真は5号館2階に設けられた、デザイン科のアートコモンズ
デザイン科のアートコモンズに隣接するナレッジスペース
5号館1階。デザイン科教室
1階の教室はアートプロムナードに開かれている
3号館学生ラウンジ。飲食可能なスペース
3号館講義室1はアートプロムナードに開かれる
7号館体育館棟のアリーナ。土足利用できる床材により内外にまたがった利用が可能
アリーナはアートプロムナードに開かれる
アリーナの式典モード。ロールバックチェアとステージを展開。能登ヒバによるルーバーの奥に吸音層を設けている
アリーナに至る渡り廊下。特注アルミルーバーで保護される
運動の庭から1,3,5,7号館を見渡す。5号館の南面はバルコニーが連続し、PCa造のフレームがファサードとなる
共通工房のひとつ、金属加工機械室。2層にわたる吹抜越しにアートコモンズAを見る
共通工房のひとつであるプロジェクトハブ。産学連携のスペースであり、アートコモンズAに向かって名作チェアも展示される
1号館アートコモンズB。木ルーバーと湾曲したベンチで居場所が整えられる
2号館は美術館・図書館。2つの機能が吹抜により立体的に融合する
外壁詳細
共同設計の方針。スケルトン、インフィル、ファサードをずらしながら担当し、一つの建築を作り上げるために、常に議論が必要な状態にしている

「創造」と向き合い、「美」が連携する街のようなキャンパス
下記に留意した設計により、基本コンセプトである「開かれた美の探求と創造のコミュニティ」を実現

用途:大学
発注者:金沢市
設計者:
 建築 SALHAUS+カワグチテイ建築計画+仲建築設計スタジオ
 構造 構造計画プラス・ワン
 設備 総合設備計画
 外構 スタジオテラ 
 積算 日積サーベイ
 家具 藤森泰司アトリエ
 照明 岡安泉照明設計事務所
 サイン 廣村デザイン事務所
 音響  永田音響設計
施工者:真柄・トーケン・兼六・北川・鈴木特定建設工事共同企業体
    城東・ウィルビー・本田特定建設工事共同企業体
規模:
 敷地面積 47,275.44㎡
 建築面積 18,621.31㎡
 延床面積 37,357.65㎡
 階数 地上3階 地下1階
 構造 PCa造、RC造、鉄骨造、W造