八ヶ岳の山荘

Villa in Yatsugatake

長野県

少雪・寒冷地帯での山荘の計画。奥行きの深い三角形の開口部により、見る位置によって外部の見える広さが劇的に変わる。
Villa planning in areas with little snowfall and cold temperatures. The deep triangular opening dramatically changes the size of the exterior view depending on the viewing position.

壁パネルの隙間に三角形状の開口部がつくられる
ユニットパネルは構造壁であり、屋根下地であり、温熱環境をコントロールする装置である。構造パネルを立てかけることで空間がつくられる
循環ファンの効果として、①空間全体の温度分布が均質になる。②ストーブ立ち上がり時において、特に1階足元温度の上昇がはやい。シミュレーションによってストーブや循環ファンの能力を見極めていくことにした

林の中の小さな別荘である。たまたまできた空間を発見し、そこを住みかにしてしまったような小屋である。しかしながらここには、確固たる建築の仕組みが存在する。ユニット化されたパネルを、周辺環境を読み解きながら、慎重に配置している。自然に対する発見的な楽しさを、建築的な解釈と操作によって、実現しようと考えた。

用途:別荘
発注者:個人
設計者:
 建築 仲建築設計スタジオ
 構造 坪井宏嗣構造設計事務所
 温熱環境設計協力 山本佳嗣
規模:
 敷地面積 402.22㎡
 建築面積 48.6㎡
 延床面積 56.9㎡
 階数 地上2階
 構造 木造